【巨人】4年目捕手が2安打3打点「いい1打席だった」再昇格へアピール打…2軍くふうハヤテ戦
◆ファーム交流戦 くふうハヤテ2―4巨人(12日・静岡) 巨人の喜多隆介捕手が12日、連続安打を6試合に伸ばした。くふうハヤテとのファーム交流戦(静岡)に「5番・捕手」で先発。5回に同点に追いつき、なお2死満塁の好機でカウント1―2から外角低めの直球を捉えて中前へ決勝の2点適時打。初回2死一、二塁で投ゴロに封じられた先発・西浜にリベンジし「落ちる球をマークする中で、投手の足元にいい打球を打てた。同じやられ方をしなかったので、いい一打席だった」とうなずいた。 4年目の今季、チームとして進塁打などの自己犠牲が求められることもあり「三振では何も起こらない」と三振率を減らすことをテーマに設定。桑田2軍監督からも「(バットに)当てる感覚はある方」と背中を押されながら技術を磨き「引き出しが増えた。一打席、一打席どういう打席にするかが明確にできている」と手応えがにじむ。 7回2死二、三塁でも右前適時打を放ち、2安打3打点で5連勝に貢献。5月21日に今季初昇格したが、1軍では1打数無安打で同31日に2軍降格となった。「打席内での心構えを勉強し、これだというものを作りながら準備していけたら」。お預けとなった2年ぶりの安打を放つため、結果を積み重ねる。
報知新聞社