Kalafinaの（左から）Hikaru、Keiko、Wakana（2017年撮影）

　2019年に解散した女性3人組ボーカルユニット「Kalafina（カラフィナ）」が再結成し、来年1月に復活公演を行うことを発表した。3日、スタッフの公式Xで発表された。 　「Kalafinaを応援してくださる皆様へ　この度、『Kalafina　Anniversary　LIVE　2025』を開催することが決定しました。私たちがソロ活動をしている間も皆さんがKalafinaのことを大切に想ってくださる気持ちを受け取って、また3人で歌おうと決心しました。会場でお会いできることを楽しみにしています」とメッセージ。 　来年1月15日に東京ガーデンシアターで行われ、音楽監督を武部聡志が務める。 　ユニットは「黒執事」「魔法少女まどか☆マギカ」の主題歌など数多くの人気アニメ主題歌を歌い、初出演した2014年7月のパリ「ジャパンエキスポ」でも約5000人を集めるなど世界でも注目を集める存在として人気を博した。 　しかし、18年2月、アニメ界でカリスマ的な人気を誇る音楽コンポーザーでプロデューサーだった梶浦由記氏が事務所を退社。その後メンバー2人が退社し、活動休止状態に。19年3月に、所属事務所「スペースクラフト」の名前で「活動再開を含め、あらゆる可能性を検討してまいりました。しかし、活動を再開することは困難であると判断し、改めてKalafinaの解散を決断し、お知らせするに至りました」と解散を発表していた。解散後はメンバーそれぞれがソロとして活用していた。 　また、今回の復活をめぐり、プロデューサーだった梶原氏が自身のXで声明を発表。「この度、Kalafinaさんのライブ開催が発表されたことにつきまして、私の方にもお問合せをいただいておりますが、私梶浦由記は今回の公演に一切関与しておらず、またそれ以前に今回の公演開催について、主催の方からも、またメンバーのどなたからも、正式なお知らせも説明も一切いただいておりません」とした。 　「かつて、約十年に渡り、共に音楽を作らせていただけた幸福に改めて心より感謝を致しますと共に、今後のKalafinaさんのご活躍をお祈りするばかりです」とエールを送った。