入手困難なカード式「Suica」や「PASMO」を新規で購入する裏ワザがあった!
世界的な半導体不足によって、2023年夏ごろから交通系ICカードの「Suica」や「PASMO」などの販売が停止となっているのはご存じでしょう。でも実は、そのようなレア・アイテムのカード式SuicaやPASMOを購入する方法がいくつかあるのです! 【画像】未使用だと26年3月31日で失効してしまう「東京駅開業100周年記念Suica」
そもそもカード式のSuicaとPASMOってどんなもの?
最近は、スマホに登録したモバイルSuicaやモバイルPASMOも利用できるので問題ありませんが、2023年夏ごろから世界的な半導体不足の影響で、今でも交通系ICカードのSuicaやPASMOの新規販売は停止されたままです。 しかし、SuicaとPASMOがまったく買えないのかといえば、そんなことはありません。実はある方法で今でも入手することは可能となっているのです。 その方法を紹介する前に、カード式SuicaとPASMOについてちょっと解説しておきましょう。 カード式SuicaとPASMOは大きく分けて、「無記名」「記名式」「定期券」の3種類があります。実は、この種類によって入手しやすいものと、しにくいものがあるのです。
まず、「無記名」は使用者の名前をカードに登録する必要がなく、購入者以外でも自由に使うことができます。 そのかわり、紛失しても再発行はできませんし、チャージ残高の保証もありません。 次に「記名式」は使用者の氏名・生年月日・性別・電話番号を登録する必要があり、カードに登録した人以外は利用できません。 しかし「記名式」はカードを紛失しても再発行が可能で、チャージ残額も引き継がれます。しかも、えきねっとで購入した特急券や急行券を、記名式カードに連携させ、チケットレスにすることも可能となっているのです。 そして、「定期券」は文字通り定期券として使えるタイプ。購入の際に氏名・生年月日・性別・電話番号などを登録しているため、定期券の利用期間が過ぎると「記名式」として利用可能です。ほかにもクレジットカード一体型や障がい者用など、さまざまな種類が用意されています。 ■交通系ICカードの種類 【無記名】誰でも使えるタイプ。譲渡することも可能ですが、紛失しても再発行はできませんし、チャージ残高の保証もありません 【記名式】氏名・生年月日・性別・電話番号を登録する必要があり、登録した人しか利用できません。しかし、カードを紛失しても再発行でき、チャージ残額の保証もあります 【定期券】定期券を新規購入するともらえます。購入の際に氏名・生年月日・性別・電話番号を登録するため、定期利用期間を過ぎると記名式として使えます カード式SuicaやPASMOの種類が分かったところで、このあと、実際に入手する方法を3つ紹介しましょう。