LAギャラクシーでも主将を務める元日本代表DF吉田麻也　撮影：中地拓也

　現地時間4月21日、メジャーリーグサッカー（MLS）のリーグ第9節が行われ、ロサンゼルス・ギャラクシーは4－3でサンノゼ・アースクウェイクスに勝利。サッカー元日本代表DF吉田麻也が貴重な今季2得点目を決めた。 ■【動画】「ハリウッドスターじゃん」「いや観客数エグない?」などの声! LAギャラクシー吉田麻也の今季2点目のヘディングゴール■ 　昨季はMLS西地区で14チーム中13位と低迷したLAギャラクシーだったが、今季は開幕から好調で開幕8試合を4勝3分け1敗の好スタート。昨季途中からチームに加わった吉田は、引き続きキャプテンマークを巻いて守備の要としてプレーしている。 　迎えた今季9試合目は、攻撃陣が好調で前半14分、24分にゴールを奪って2点をリードする。その流れの中で迎えた前半30分の左サイドからのコーナーキック。ジョセフ・ペイントシルが右足でゴール中央に蹴り込むと、吉田が相手選手に前後左右を囲まれながらもうまく落下点に入り、高い打点でのヘディングシュートでゴール左隅へ流し込んだ。 　今季2得点目を決めた吉田は、超満員に埋まった本拠地ディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークが大歓声に包まれる中、膝スライディングから両手を広げてのゴールパフォーマンスを披露し、渾身のガッツポーズを繰り出した。

■「キャリアの最後はアメリカってありよね」

　この吉田のゴールにSNS上では多くの称賛の声が寄せられるとともに、スタジアムの“盛り上がり”に反応する以下のようなコメントが寄せられた。 「ハリウッドスターじゃん」 「いや観客数エグない???」 「めちゃくちゃ客入ってるなw」 「MLBより観客入ってますな。」 「キャリアの最後はアメリカってありよね」 　3点リードから相手の反撃に遭いながらも最終的に4－3で勝利したLAギャラクシーは、開幕9試合を終えて勝点18（5勝3分け1敗）で西地区首位に立っている。このチーム成績もスタジアムの“盛り上がり”の理由のひとつだろうが、何よりも35歳になっても自らのサッカー人生を謳歌している日本代表元主将の姿を、多くのファンが誇らしく感じたようだ。