フランス、エムバペPK弾もポーランドとドロー EURO
【AFP=時事】サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2024)は25日、グループリーグの試合が行われ、グループDのフランスとポーランドは1-1の引き分けに終わった。 【写真】試合後に抱擁を交わすエムバペとレワンドフスキ フランスは鼻の骨折から復帰したキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)がPKを決めると、対するポーランドもロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)のPKで追いついた。 負傷した鼻を守るマスクをつけたエムバペにとって、PKでのゴールは欧州選手権では自身初の得点となった。また、オーストリア戦でのオウンゴールが今大会唯一の得点となっていたチームにとっても、今大会フランスの選手が決めた初めてのゴールだった。 一方、太ももの負傷もあり今大会初先発となったレワンドフスキは、一度は相手GKマイク・メニャン(Mike Maignan)にキックを防がれたものの、メニャンの動き出しが早かったとして認められた蹴り直しを決めきった。 この結果に加え、同組でオーストリアがオランダに3-2で勝利したことを受け、1勝2分けでグループリーグを終えたフランスは2位通過が決まった。7月1日に行われる決勝トーナメント1回戦では、グループEの2位に入る可能性のあるベルギー、ルーマニア、スロバキア、ウクライナのいずれかと対戦することになる。 グループ首位に立っていれば避けられていたポルトガル、ドイツ、スペインが名を連ねる決勝トーナメントの山にフランスが入ったため、この日の結果はより重大なものになっている。 ポーランドは初戦と第2戦を落としていたため、すでに敗退が決まっている。【翻訳編集】 AFPBB News