『恋する警護24時』岩本照のアクションシーンに思わずうっとり 白石麻衣との相性抜群!
「カ、カッコよすぎる……」 思わずつぶやいてしまった人も多いのではないだろうか。1月13日にスタートした『恋する警護24時』(テレビ朝日系)は、初回から華麗なアクションシーンが圧巻で、北沢辰之助(岩本照)の“沼”に見事にハマってしまった。『メイちゃんの執事』(フジテレビ系)や『僕とスターの99日』(フジテレビ系)など、仕えている人物を命懸けで守る姿は、どうしてこんなにも私たちの胸をときめかせるのだろう。 【写真】思わずうっとり? Snow Man岩本照が披露したアクションシーン Snow Manの岩本照が連続ドラマ単独初主演を務める本作は、過去の事件を追う無骨なボディガードと、命を狙われている負けず嫌いな弁護士が織りなす“考察系アクション・ラブコメディー”。『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)や『着飾る恋には理由があって』(TBS系)など数々のラブコメ作品を成功に導いてきた金子ありさが脚本を担当する。 第1話を観て感じたのは、岩本と白石麻衣の相性の良さ。白石といえば、乃木坂46時代のイメージから“清楚で可憐なお姉さん”という印象を持つ人が多いと思うが、彼女は意外にもコメディな役柄がハマる。『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)あたりから頭角を現していたが、『侵入者たちの晩餐』(日本テレビ系)を観たときに確信した。 『恋する警護24時』は、岩本が“受け”の演技を、白石が“攻め”の演技を求められることが多いが、2人のバランスがとにかく絶妙で面白い。白石が演じる里夏は、辰之助に対してわりと失礼なことを言ってのけるのだが、辰之助はまったく動じない。それどころか、ちょっと小馬鹿にした表情で里夏のことを見ている。だからこそ、クスッと笑えてしまうのだ。
思わずうっとりしてしまう岩本照のアクションシーン
しかし、“考察系アクション・ラブコメディー”なだけあって、ラブの予感も匂わせているのが本作の面白いところ。今はまだお互いに「こいつ、なんなんだよ……!」と思っている感じが伝わってくるが、24時間警護のためにひとつ屋根の下で暮らすとなったらそんなことは言っていられない。しかも、里夏は辰之助に命を救ってもらってしまった。最初は「ボディガードなんていりません!」と突っぱねていたけれど、本当に身に危険が及んでしまった以上、考えも変わっていくのだろう。 そして、思わずうっとりしてしまったのが、岩本のアクションシーン。182センチの長身から繰り広げられる華麗な身のこなし。“そつがない”という言葉が、しっくりくるだろうか。カット数を重ねて美しい瞬間を切り取っているからこそ、こんなにも毎秒うっとりするシーンに仕上がっているのだと思う。 さらに、考察要素も欠かすことができない。警察官だった辰之助の父を殺した疑惑がかかっている水田雄介(織山尚大)は、今も野放しになっているようだ。辰之助の父が横たわっているそばで、視線を落としているシーンがあるということは、水田がこの事件に関わっているのは間違いないだろう。ただ、殺したのかどうかは定かではない。この時点で黒幕候補にされているということは、真犯人ではない気がするが……果たして。 ジェットコースターのように急展開していく『恋する警護24時』。“ながら見厳禁”のドラマになりそうだ。
菜本かな