津久見市役所の新庁舎 「埋立地」か「中学校跡地」 住民投票4月21日に実施へ 大分
大分放送
大分県津久見市の新庁舎建設を巡り、住民投票を行うための条例案が市議会で可決されたことを受けて、石川市長は4月21日に住民投票を実施する考えを明らかにしました。 これは津久見市の石川市長が29日の会見で説明したものです。石川市長は新庁舎を港の埋立地に建設するか、中学校跡地を活用するかを問う住民投票を4月21日に実施する考えを明らかにしました。 28日の臨時議会で可決された住民投票に関する修正案には、埋立地の建設案に「事業内容の見直しを含む」という文言が加わったほか、投票率が50パーセントに満たないときは成立しないとする追加条件が設けられました。 石川市長は原案通り可決されなかったとして、審議のやり直しを求める再議の提出なども検討していました。修正案を受け入れた理由については次のように述べました。 (石川正史市長)「住民投票の成立要件を達成するために、議会・議員としても住民投票の周知を市民のみなさんに呼びかけをこれから行うという思いが確認できました」 津久見市は住民投票について説明会を開くほか、SNSなどで情報を発信する予定です。
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