【バレー】信州ブリリアントアリーズ 原秀治監督「今季のアリーズは4枚攻撃。俺はリベロを第2のセッターにする」、横田実穂主将「キャプテンとして常にポジティブでありたい」 Ⅴリーグ女子
GAME2 監督コメント
●原秀治監督 同じ相手との2日目。僕がちょっと先に動いてしまいました。サイドを入れ替えたりとかミドルを組み替えたりしてスタートを切ったわけですが、その効果を出せなかったというのが一番の反省です。 ただ、そういう中で途中から入ってきた選手が自分たちの仕事をしてくれました。 誰が出てもやっぱりアリーズのバレーができることがこのチームの強みだと思っています。それが出せたのが良かったと思っています。 ――昨日はアリーズのサーブが効果的に聞いていましたが、今日は少し東京にやり返された? 原:やっぱりいろんなデータが出てきますので、東京さんの狙いに少しはまってしまったところはあるかもしれないですね。サイドを入れ替えたので横との連携、バランスということもありました。 今のバレーはサーブが本当に勝負を握ります。 うちもスピードはそんなに変わらなかったんですが少しコースが甘く相手の正面に打ったりしていましたので、向こうのバレーをさせてしまったのではないかなと思っています。
――昨季なかなか出場機会がなかった関沢選手が活躍。彼女の評価は? 原:今季加入したオポジットのメイですが、中国や他の海外ではリーグ戦で2日間続けて試合をすることがあまりない。そういうこともあって2日目というのは気がかりな部分ではありました。 第1、第2セットを見たときにやはり準備しておかないといけないなということで、第3セット、第4セットに関沢を入れました。 彼女からは試合に出たい気持ちが強く感じられていました。ですので、出たらきっとやってくれるはずだと。その期待に応えてくれたと思っています。 ――今後の選手起用に関して。 原:選手が20名います。ベンチアウトを6人決めなければいけないのですが、非常に頭が痛い。 誰が出てもアリーズのバレーができるというのを目指して練習もずっとやってきました。コートに出たい気持ちが充満している、そういった選手が実際に試合に出たときの爆発力に期待しています。そういう力も良い方向に働けば、と。 練習でしかプレーは評価できない。 「試合になったらやりますよ」では、俺は使わないし、使えないよ、と。 そう言ってきていますので、練習の密度も高くなっているともいます。 それからウエイトトレーニングですね。パフォーマンスを変えようと思ったらやっぱり筋力のトレーニングをしっかりやらなければ。 一段上の筋力でスパイクができるようになれば見えるものが変わる。 実際、今日活躍した関沢は強豪校の出身でもないですし、入団したての頃はスパイクが全部ネットに当たって入るみたいなところがありました。 私が監督を引き受けた当初は試合中に足が攣る選手も多く見受けられましたが、それもなくなった。 今日のスパイクを見ていて、みんなスピードもパワーもついてきていると実感をしています。
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