【バレー】信州ブリリアントアリーズ 原秀治監督「今季のアリーズは4枚攻撃。俺はリベロを第2のセッターにする」、横田実穂主将「キャプテンとして常にポジティブでありたい」 Ⅴリーグ女子
バレーボールSVリーグが注目を浴びる中、チームを再編し、今季よりリニューアルされたVリーグも全国で熱戦を繰り広げている。 10月26、27日に上田市自然運動公園総合体育館で開催された信州ブリリアントアリーズ対東京サンビームズの試合後会見から、まずは信州ブリリアントアリーズのコメントを紹介したい。
●横田実穂主将(セッター) 緊張感がある中での開幕戦でした。 東京サンビームズさんはミドルの2人が高く、攻撃もそこが中心になります。相手ミドルの攻撃に対応する練習をしてきました。 緩いボールに対してもしっかりと拾い切れたので良かったと思います。 第2、第3セットにかけて自分たちのミスが少し目立ち始めてしまったので、修正したいと思います。 ――チームは「Vリーグ」の初代チャンピオンが目標ですね。 横田:昨シーズンはV2(Vリーグ2部)で戦いました。 ヴィクトリーナ姫路さんとは少し力の差を感じる部分もありましたが、今季、新生アリーズとして、一度きりしかない初代王者になることを強く意識しています。 シーズンの中でずっと良いバレーができるとは限りません。苦しい時にどう自分たちと向き合って、立て直していくか。長いシーズンを通して全員で勝利に向かっていけるか。そういう面でもチーム力が試されると思います。 自分はキャプテンとして常にポジティブにやっていきたいと思っています。 練習してきていることや、みんなの気持ちを信じて、しっかりと最後まで戦い抜きたいと思います。
――チームのエースとしてずっと隣にいた村山美佳さんが引退。寂しい気持ちはある? 横田:前日の夜にLINEをしていて、正直不安な気持ちもあると話していたのですけれども、そうしたら朝、寝起き動画が送られてきて(笑) 「大丈夫だよ、頑張れ」「不安になったら見てね」って。 村山は寝起き顔だったのですけれども(笑)、おかげでほっこりとした気持ちで試合に入れました。 村山もそうですし、自分がこのチームに入ったときの同期5人。同期だけじゃなく、今までチームで一緒に戦ってきたメンバー。みんなにすごく支えてもらってきたんだなと感じています。 いろんな方に応援してもらって、この場に立てているということを実感して、今日はコートに入ることができました。この気持ちは開幕だけじゃなくて、シーズンの間ずっと持ち続けてやっていきたいと思っています。
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