大分鶴崎高校 14年ぶりの全国高校サッカー出場 開幕に向け練習励む 開会式で選手宣誓も
大分鶴崎サッカー部 14年ぶりの全国高校サッカーの舞台
いよいよ12月28日に開幕が迫る全国高校サッカー選手権大会。 大分県代表として14年ぶりに出場する大分鶴崎高校を取材しました。 【写真を見る】大分鶴崎高校 14年ぶりの全国高校サッカー出場 開幕に向け練習励む 開会式で選手宣誓も ◆11月17日 県大会決勝 実況 「ここで収められるか…ここで試合終了のホイッスル!103回大会優勝したのは大分鶴崎高校!」 11月に行われた大分県大会決勝で、実に14年ぶりとなる選手権への切符を手にした大分鶴崎高校。
開会式で選手宣誓の大役 志賀杏陸主将は
あれからおよそ1か月。12月13日に学校を訪ねると…。 ◆選手宣誓を指導する 山本一広総監督 「ことし一生懸命頑張って(全国に)行くことが出来たからこそ、そのチームのキャプテンであるからこそ、負けたチームの思いも入れた方が良い」 教室にいたのはサッカー部の志賀杏陸キャプテンです。 11月18日の抽選会ー 選手宣誓の抽選は…「14番、大分鶴崎高校に決まりました」 全国大会の選手宣誓を大分鶴崎が務めることになったのです。 12月28日に東京の国立競技場で行われる開会式に向けて、サッカー部の山本一広総監督もプレーだけでなく選手宣誓のアドバイスにも熱が入ります。 ◆志賀杏陸主将 「色んな方々への感謝の気持ちを一番伝えたい。楽しみ(な気持ち)とちゃんと覚えられるか心配」 自宅などで時間を見つけてはコメントを練って書き上げた志賀キャプテンの選手宣誓にも注目です。
パスサッカーが持ち味 監督も高校時代全国大会で得点
いよいよ近づいてきた全国大会。 選手とともに思いをたぎらせているのは首藤謙二監督です。 チームのOBで1988年度に大分鶴崎が初めて全国選手権に出場した試合で先制ゴールを決めました。 ◆首藤謙二監督「(点が)決まったときは何が何だか分からなかったが日が経っていくつれて凄いことをしたんだなと。本当に一生の思い出」 全国大会で得点の期待がかかるのは10番を背負う左サイドの安東壮大選手。スピードに乗った突破からチャンスを作り出します。 県大会決勝では安東選手のゴールが決勝点となるなど攻撃のキープレーヤーです。 ◆FW3年 安東壮大選手 「自分がゴールを決めてチームの勝利に貢献出来るように頑張りたい。首藤監督が全国で1点取っているので自分はそれ以上の2点とかもっと取っていきたい」 一方でチームは「堅い守備」も特徴です。県大会は5試合を無失点で優勝しました。 その立役者がセンターバックの阿部開世選手です。相手エースの動きを封じる仕事人、80分間、徹底的なマークで相手に得点を許しません。 ◆DF3年 阿部開世選手 「相手にしっかりとついていって 何回はがされても何回も一生懸命ついていく。そんな粘り強い守備を見せたい」 初戦の相手は岐阜県代表の帝京大学可児高校。大分鶴崎と同じくパスサッカーが持ち味で、岐阜県大会は5試合で54得点と驚くべき攻撃力が武器のチームです。 開幕まであと12日。これから遠征も行い初戦に向けて最終調整に入ります。 ◆全員 「日本一目指して頑張るぞ。おー!」 全国高校サッカーは12月28日に開幕し、大分鶴崎の初戦は大晦日の31日に行われます。
テレビ大分