お嬢様育ちの椿鬼奴、祖父は京大出の弁護士、父は商社のエース営業マンだった
お笑いタレントの椿鬼奴(52)が4日放送のNHK「ファミリーヒストリー」(月曜・午後7時58分)に出演した。 【写真】女芸人4人が「昭和感満載」のアイドルに変身 東京・千代田区生まれで代官山育ちのお嬢様の鬼奴。「祖父が弁護士だって言うのは聞いてまして…」という父方・井上家を探索すると、5代前にあたる初代・嘉助さんは大阪の墨問屋の大番頭だったという。 そんな代々の商家に生まれた祖父・武吉さんは父の早世により丁稚奉公をしながら高等小学校を卒業。夜学の学習塾にも通い、苦学の末、31歳で京都帝国大学経済学部(現・京大)に入学。卒業後、山口県庁に入庁。宮崎家の長女・夏枝と結婚し、宮崎姓となった。 その後、弁護士に転身し、活躍。48歳の時、鬼奴の父・康生さん(87)をもうけた。大のお酒好きだったという武吉さんは康生さんにも英才教育を施し、“お受験”させ、大阪府第一師範男子付属国民学校(現・大阪教育大附属天王寺小学校)に進学させたという。 「みんなには悪いけど、エリート意識はありました」と回顧した康生さんは大学卒業後、鉄鋼関係の商社の営業部に勤務。優秀な営業手腕でエース的存在となった。 そして、鬼奴の母となる野上摂野さんと社内結婚したストーリーをVTRで見た鬼奴は「祖父が亡くなる前に数年間、ウチに住んでいたんですね。お酒を愛してやまない人だったんですね。知らなかった~」と感慨深げに話していた。
報知新聞社