【人事情報】三井住友銀行の髙島頭取に交代観測|後任に旧三井銀出身の大島副頭取が浮上
Copyright (c) 2021 SHINCHOSHA All Rights Reserved.
相次ぐシステム障害の結果、坂井辰史社長(62)の退任が一気に固まった みずほフィナンシャルグループ(FG) の動きにかき消されているが、3大銀行グループの一角、三井住友フィナンシャルグループでも首脳人事が風雲急を告げている。グループ中核銀行、三井住友銀行の髙島誠頭取(63)の交代観測が急浮上しているのである。 発端となったのは、三井住友銀会長職にあった宮田孝一氏の急逝。本人が体調不良を訴えて入院してからわずか1 週間後の10月24日、息を引き取った。死因は膵臓癌。67歳だった。「1カ月前に会った時には、体調不良の兆しなどまったくなかった。訃報は何かの間違いかと思った」(三井系企業首脳)。 突然の出来事に、三井住友FG内に衝撃が走ったのは言うまでもない。
本文:1,714文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。