【バレー】サントリー・兪元泰「コミュニケーションがまだ足りないところがある。レセプション、サーブはもう少しできる」V1男子会見
12月30日に有明コロシアム(東京都)で行われたバレーボールV1男子、東京GBvsサントリーの試合後会見のうちサントリー分をお届けする。
小野寺太志、兪元泰選手(サントリー)
■サントリーサンバーズ ●小野寺太志選手(ミドルブロッカー) 昨日勝ったことは忘れてというか切り替えて今日の試合を臨みました。 コミュニケーションの部分、コンビが合わないだとか取りたいところで点が取れなくて負けてしまったと思います。 今週に関しては西田(寛基)をスタートで入れ、今日もアトム(鳥飼亜斗夢)、アータイ(兪元泰)とメンバーを変えながら試合に臨みました。 なかなかこう自分たちのいい形を出せずに、今日の試合が終わってしまいました。 そこは反省点というふうに思うし、僕自身も終盤大事なところで決めきれず、ブロック止められなかったというのがあったので悔しい試合だったと思います。 2023年最後の試合だったので何とかしたかったですけど、この悔しい気持ちをまた年明けすぐに試合始まるので、そこに向けてチームでいい準備をしたいと思います。 ●兪元泰選手(アウトサイドヒッター) 今日の東京GBは強かったです。 昨日よりもだいぶ良くできた試合だったと思います。 私は初めて(長い時間)試合に出ましたが、この形で勝てなかったのはとても残念です。 ――兪選手に。ビハインドのシーンで入りましたが、どのような形で入ろうという形で入ろうとしたか? 兪:ビハインドで入ったのはあまり意識していませんでした。 入った以上は自分のプレーを集中してしようと思っていました。 ――今日の自分のプレーの評価について。 兪:コミュニケーションのところがちょっとまだ足りないところがあります。 レセプション(サーブレシーブ)、サーブはもう少しできると思っています。 ――Vリーグのレベル、スタイルについて。 兪:Vリーグのスタイルはとてもよくできています。 サイドアウトもそうですけれども、ディグの方もとても良いです。 私にとっては初めてVリーグに参加することもあり、たくさん勉強になり、これからのスキルアップにもなります。 ――自身の改めて持ち味と発揮していきたいところは? 兪:もっとできるようになりたいのはレセプション、ブロックです。 もう少しできると思います。スパイク、サーブの部分はいいと思います。いつも通りの力を発揮していると思います。 ――小野寺選手に。2023年を振り返って。 小野寺:日本代表活動も含めていろいろといい経験をさせてもらいました。 これまで自分たちが積み重ねてきたものが、今年結果としてとてもよく現れてくました。 多くの方が応援してくれたり、期待してくれたりしているので、その期待に応えられていると思います。 まだまだ高いレベルを目指していかなきゃいけないですし、2024年にはオリンピック控えているので一つずつ着実にステップアップしていく必要があるかなと思います。 ――Vリーグの前半戦を終えて、(JT広島から)(サントリーに移籍してご自身が望んでいたものが得られているか? 小野寺:一人一人のバレーのスキルのレベルが高いのは対戦相手の時から感じていました。 非常にチーム力が高いチームだなという風に見ていて、そこに加わって実際一緒にプレーしてみると細かい話をしなくてもある程度形になるというかそういったところは練習をしながらレベルが高いと改めて感じています。 移籍して。今13勝3敗(その後1/5(金)に勝利し14勝)です。 (前チームのJT広島では)なかなか勝てないシーズンが続いていましたし、勝ちたい、その中で試合出るという思いがありました。 今決して満足はしないですが、今迄に比べるといいペースで勝てていると思います。 そこに選手として力になれているのかなと思うと。自分も移籍して良かったなと思います。 まだまだ優勝を目指してというところなので、1つ1つ確実に勝っていくということを来年以降も続けていきたいです。 ――勝ち星が多いチームだと考え方に変化があるのか? 小野寺:相手が上位だとは対戦相手としては嫌です。 上位になっているのはそれなりの理由があって、そのチームはその順位にいると思います。 昨シーズンまではサントリーは(対戦相手として)僕らは強いチームと意識して見てしまいます。 いくら僕たちが気持ちを込めて戦っても簡単に上回られてしまうようなシーンがやっぱり何度もありました。 そこは対戦していて印象に残っています。 逆に今はサントリーというチーム名を聞いて嫌だなって思うチーム他にもいると思います。 僕たちは昨シーズン優勝を逃しています。 優勝をするためにチャレンジャー精神を忘れずに戦えているので、そこはチームとしいい習慣だと思います。 ――昨日から今日にかけての相手の東京GBの対応について。 小野寺:一番はディマ(ムセルスキードミトリー)がいなくなり、相手が守りやすくなっていたと思います。 クイックパイプ(バックセンターからのアタック)が通らなくなっていました。 (佐藤)謙次のスパイクは通っていましたが(10/13 76.9%)僕のクイックからなかなか通らなかった(4/9 44.4%)ので、僕にマークがついていました。 サーブで崩されてしまってレフト一辺倒になるっていうシーンを今日は作られてしまったのが一番の敗因だと思います。 逆にこっちはディマというブロックの大きい壁というか、それがなくなって広域の選択肢を広げてしまいました。 柳田(将洋)、後藤(陸翔)選手のアウトサイドの選手に昨日よりも多く決められてしまいました。 彼らが決めるとチーム乗るのでそこに対応できなかったのが良くなかったなと思います。 ――この敗戦が年明けからの力になるか? 小野寺:普段出てない選手たちが出て改めてその一人一人の能力の高さは感じることができました。 実際大宅(真樹主将)が体調不良で欠場し今週は西田が出場しましたがいいパフォーマンスしてくれた部分がありました。 アータイもいいスパイク行っていましたし。ディマ怪我してしまうとやっぱりこうアトムが出てきて頑張ってもらわなきゃいけないので、そういった自分にプレッシャーかけることが必要です。 一人一人が今週出て(経験を)踏まえて、年明けの練習から違った顔つきでできると思うので。(負けたのは)いいとは言えないですけど必要な部分だったと思います。