兵庫県知事に辞職申し入れへ 維新、疑惑告発文書問題を巡り
日本維新の会は、兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑告発文書問題を巡り、辞職と出直し選挙を申し入れる方針を固めた。関係者が8日明らかにした。藤田文武幹事長が9日にも記者会見を開いて表明し、斎藤氏側に申し入れる。2021年知事選で、維新とともに支援した自民党は12日に辞職を申し入れる方針を既に決定。斎藤氏は辞職を否定しているが、厳しい立場に追い込まれた。 【写真】百条委でもパワハラ認めず 兵庫知事「仕事は厳しく」
告発文書は、斎藤氏のパワハラや贈答品受領など7項目の疑惑を指摘。県幹部だった男性が報道機関などに配布後、県の公益通報窓口にも通報した。県は公益通報者保護法の対象外と判断し、男性は3カ月の停職処分を受けた後に死亡した。