河辺愛菜、フリーでトリプルアクセル転倒も「着氷しかけることはできた…成長感じる」と前向き【フィギュア中部選手権】
フィギュアスケートの全日本選手権につながる中部選手権最終日は２３日、名古屋市港区の邦和みなとスポーツ＆カルチャーで行われ、北京冬季五輪日本代表の河辺愛菜（１９）＝中京大＝はフリーでトリプルアクセル（３回転半ジャンプ）に挑戦するも転倒し、フリー１１３．９５点、合計１７１．５７点で３位に入った。 演技冒頭から、スピード満点で踏み切った。１本目のジャンプでトリプルアクセルを飛んだが、着氷しきれず。「着氷しかけることはできた。試合でここまで持ってこられたのは成長を感じられた」と、前向きに振り返った。 トリプルアクセルは、安定感向上を目指して日々練習を積む。「あんまり成功はしていなくて、でも前に１回降りた。だんだんよくなっているな、と思っていて。失敗する時も、いい失敗になってきている。全日本までに取り戻す気持ちで、焦らずにやっていけたら」。１１月の西日本選手権に向けて大技を磨き上げる。
中日スポーツ
