梅野源治「オープンフィンガーグローブはヒジが打ちやすい。すごいヒジが見せられるんじゃないかと思う」と爆ヒジ炸裂宣言【RIZIN.47】
ルールは首相撲なし、ワンキャッチワンアタックありとなったのだが「首相撲もありかなしかは正直どっちでもよかった。ただ、ヒジが見せやすいという意味では首相撲はあったほうが相手を切りやすいし倒しやすいが、MMAファイターの魚井選手がRIZINのリングなのに立ち技をやっていただける。だからこれで僕が“首相撲があったほうがヒジを当てやすい”とかいう不満より、単純に魚井選手に立ち技やっていただけるというなかでヒジを見せたいと思っている。でもワンキャッチワンアタックはあるので、足を取ったり、相手を1回ロックしてヒジを打ったりもできるので、お客さんが見たいものしっかり見せたい」と特に問題はなし。 魚井が首相撲がなくなって「自分に有利な点がまた一つ増えたなという感じ」と言っていたことについては「首相撲があったら相手にならないということは、本人も分かっているでしょうから、そこはでかいと言えばでかいが、そんなこと言ったら、組みをOKにしたら僕が速攻でぶっ飛ばされる。そういうふうに言ったらお互いどうとでもいえる。今回このルールで僕に魚井選手が立ち向かい、僕もヒジで立ち向かう。そのなかで激しい試合が見せられればいい。今は立ち技の選手がMMAに挑戦することが多いが、10~20年前は総合の選手がK-1にチャレンジするという逆の展開もあった。今後、異種格闘技というか、いろんな挑戦が増えるなかでドリームマッチがお客さんに見せられたらいいのかなと。そういうものを一発見せたい」などと語った。
魚井がOFGは自分に有利と語っていたことについては「魚井選手は普段から使っているOFGなのでやりづらさはないでしょうけど、僕は普段の大きいグローブから小さくなったことでスピードもパワーも上がった気がするし、ヒジも打ちやすい。グローブによる大きな差は出ないと思っている」とこちらも問題はなし。 OFGだとヒジがガードをすり抜けやすい分、逆に相手のパンチもすり抜けやすくなるのだが「OFGでのディフェンスについては久保優太君からかなりみっちりと習ったので、別にそんなに。もとから久保優太君はディフェンス能力が高くOFGでも戦っている選手。その選手が対策練習の中で“これは絶対にもらわない”と言ってくれているし僕も感じたので心配はしていない」と自信を見せた。 梅野はカード発表会見で「年内にMMAデビュー目指す」と語っていたのだが 「キックボクシングというか、僕はヒジありをやっていきたいというのがもともとの芯にある。今回、MMAに参戦する中で僕が見せたいものは“ムエタイ選手はMMAやっても強いんだ”とか“RIZINではMMAしか見たくない”というファンを納得させるなかで、その先にヒジありの試合を組んでもらえたら、というのがベースにある。僕はMMAの練習をしながら、ヒジありの試合はやっていきたいという願望がある。今回終わってすぐにでもヒジありの試合をしたいし、今年中のデビューを目指してMMAの練習もしようと思っている」と今回の試合がキックラストマッチになるわけではないと説明した。