Snow Manが令和デビューアーティスト売り上げ1位、460億円で 音楽映像ソフトが42・2%、佐久間大介「熱量が多くの人に届くことが何よりもうれしい」
人気グループ、Snow Manがオリコンによる令和にデビューした新人アーティストのセールスランキングで1位を獲得したことが25日、分かった。同社では令和が5月1日で節目の5年を迎えることなどから集計。同グループは2020(令和2)年1月にCDデビューし、映像ソフトなども含めて約460億円を記録。ソロではAdoが115・4億円で1位となった。 【写真】初の有観客ライブではグループの売りであるダンスで魅了したSnow Man(2021年) 2019年5月1日に令和が始まってから5年。音楽業界ではコロナ禍を経て、ライブ配信など新たな表現方法が構築される中、Snow Manが新時代にビッグセールスをたたき出した。 オリコンでは令和デビューの新人アーティストを対象にした「令和ランキング アーティスト別セールス部門 新人ランキングTOP10」を公表。実質の集計期間は19年4月29日~23年12月31日で、シングルやアルバム、ライブなどの音楽映像ソフトやストリーミングの合計売り上げ額でランキングを決定した。 ラウール(20)、目黒蓮(27)らが所属する同グループは460億円で1位。2位は20年1月22日に同時デビューしたSixTONESで256・7億円。3位はYOASOBIで170・6億円と続くが、Snow Manは新人枠で唯一、300億円超えを達成した。ちなみに、新人枠ではないトータルの順位では韓国の男性7人組、BTSが1位で481・5億円だった。 Snow Manのシングルではミリオンヒットの「KISSIN’MY LIPS/Stories」など期間内の8作はすべて80万枚以上を売り上げ、アルバムも全3作が100万枚超えを達成。作品の完成度で熱い支持を集めた。 460億円の内訳はライブなどの音楽映像ソフトが42・2%を占め、全4作品が50万枚超の人気ぶり。得意のアクロバットやダンスを生かしたライブパフォーマンスも評価され、メンバーの佐久間大介(31)は「僕たちの一番好きな仕事は、ファンの皆さんと作り出すライブ。その熱量が映像作品になることで、多くの人に届くことが何よりもうれしい」とコメントを寄せた。 一方、令和の印象深い音楽活動について、渡辺翔太(31)は昨年開催されたグループ初の4大ドームツアーを挙げ、「1番のアドレナリンが出たような感覚」と感謝し、阿部亮平(30)は「令和を代表するアーティストになるために精進します」と決意した。