巨人・阿部慎之助監督、阪神に連敗で「やっぱり去年のチャンピオンチーム。終盤の粘りはすごい」
(セ・リーグ、阪神2×-1巨人=延長十回、6回戦、阪神3勝2敗1分け、18日、甲子園) 巨人は延長十回の末にサヨナラ負けを喫し、2連敗。阿部慎之助監督(45)は惜敗に悔しさをにじませ、昨季王者の粘りに舌を巻いた。 【写真】巨人・岡本和真に体当たりする中日・中田翔 「本当にいつも紙一重。みんな必死でやっているし、形も作れている。この甲子園(2敗1分けの今カード)、全然負けた気がしないんだけどね。結果的に、やっぱり去年のチャンピオンチームだなと。終盤の粘りはすごいなと思いながら見ていた。うちもああいうことができるようにやっていけたら」 先発の菅野は八回に先頭から2連打を浴び、1死一、二塁で森下に同点の左前適時打を許し、降板した。これが今季21イニング目での初失点。奮投した菅野に指揮官は「すごく頑張っていた。あそこまで抑えていたから、八回は行ってもらおうと決めていた。1失点だし、何も文句は言えない」とたたえた。延長十回は守護神の大勢が無死満塁で佐藤輝に右前適時打を浴び、今季初失点を記録した。 指揮官はまた、途中出場の坂本について「体調も考慮して外しました」とベンチスタートさせた理由を説明した。