石破政権の命運は2月 たまる国民の怒りのマグマ、予算案と引き換えに退陣も 野党分断なら参院選前まで延命の可能性
いずれにしても、国民の怒りのマグマは相当たまっており、今年前半のうちに石破首相の退陣は不可避であるように筆者には見える。その際、野党が首相指名でまとまらなければ自公政権のままであるが、直ちに衆院選になるか、夏に衆参同日選になるかは予断を許さない。政権交代の可能性もなくはない。
ただし、野党が自公の分断工作に引っかかれば、石破政権は延命し、参院選の前になって退陣という可能性もある。 (元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)