福島市ふるさと納税、過去最高の20億円超 フルーツ定期便好評
福島市の本年度のふるさと納税による寄付受け入れ額は、昨年12月末時点で20億円を超え、過去最高を更新した。市は、旬の果物が定期的に届く「フルーツ定期便」や工夫を凝らした返礼品が過去最高につながったとみている。 7日の年頭記者会見で木幡浩市長が示した。昨年度は約14億7千万円で、県内の自治体で唯一10億円を超えていた。フルーツ定期便の選択肢を増やしたほか、ウェブサイトの広告配信に工夫を凝らしたことなどが要因だった。 本年度もフルーツ定期便が好調だったほか、福島市出身の大相撲力士若元春ら「大波3兄弟」の両親が営む「ちゃんこ若葉山」での食事コースと応援タオルのセットなどが人気だったという。 そのほか、本年度から市内での墓じまいを業者が請け負い、遠方に住んでいても墓じまいが可能になる「墓じまいサービス」も始めた。
福島民友新聞