桜井政博、YouTubeチャンネルの最終回で新作ゲームの存在を明かす

「大乱闘スマッシュブラザーズ」の生みの親である桜井政博が、自身のYouTubeチャンネル「桜井政博のゲーム作るには」の最終回スペシャルで、謎に包まれた新作ゲームが発表されるかもしれないと明かした。 「ゲーム」画像・動画ギャラリー 桜井は動画で、2021年7月に『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』向けの動画「カズヤのつかいかた」をまとめ、DLCキャラクターのソラを制作していた頃、某所からとあるゲームソフトの企画書を依頼されたと語っている。 その企画にゴーサインが出て、制作が始まったのは2022年4月。つまり制作期間は現時点で2年半になっている。なお、このゲームが作られていれば「いずれ」発表されるとしたが、それ以上具体的なことは明かさなかった。 「某所からの依頼に基づき、とあるゲームソフトの企画書をマッハで書き上げました」と桜井は述べている。「この企画についてはまだ言えなくて申し訳ないのですが、もしちゃんと作れていれば、いずれ発表されることでしょう」 （なお、今までの配信より桜井が歳を取ったのではないかと思ったファンに向けて、最近までに公開された動画は2年半前に撮影されたものだったという事実も明かされた） 手がかりになるものはほとんどないが、今年、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』での仕事を終えた桜井が次に何をするのかと気になっていたファンにとってはうれしいニュースだ。一部では、引退したのではとも推測されていた。 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』は2018年に発売され、最後のファイターとして2021年に「キングダム ハーツ」のソラが参戦。これまで、「ゼルダの伝説」、「ポケットモンスター」、「バンジョーとカズーイの大冒険」、「ドラゴンクエスト」、「ペルソナ」、「ロックマン」、「ファイナルファンタジー」、「メタルギア ソリッド」、「Minecraft」など、さまざまな作品から計89体のキャラクターが参戦してきた。 2023年10月には、桜井は「スマブラ」の今後がどうなるかはわからないとし、「恐竜的に体を大きくしていったスマブラが同じように拡大路線になることはありえないと考えています」と語った。 桜井が次に手がけるゲームはどんなものだろうか。任天堂はNintendo Switch後継機の発表に向けて準備をしているうえ、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』は驚異的な成功を収めている（2024年6月末時点で販売本数3466万本）ことを考えると、「スマブラ」の新作が登場することは間違いないだろう。もしかすると新作が開発中かもしれないが、桜井は関与しているのだろうか。 画像：桜井政博のゲーム作るには / YouTube