【ソフトバンク】小久保監督が難病公表の田上奏大にエール「もう１回１軍の舞台に立てるまで…」
ソフトバンク小久保裕紀監督（53）が、前日9日に「ランゲルハンス細胞組織球症」と呼ばれる難病を公表した田上奏大投手（21）について言及した。 指揮官が2軍監督時代に2年連続ファーム開幕投手に指名したのが田上。3軍戦で涙の実戦復帰を果たした右腕に対し「なかなか前例がないので彼自身も不安だったでしょうけど、日に日に良くなってきている。何回か（筑後に）視察に行った時も、痛みもだいぶ取れてね。食欲も筋力も戻ってきたっていう話をしてたんでね」とうなずいた。 「ランゲルハンス細胞組織球症」は細胞組織が増殖し、あらゆる臓器などに機能障害をもたらす病気。発症率は成人で100万人に1人とも言われる。田上は背骨が溶けるような状態になっていたという。「昨日はああいう形で公表にはなりましたけど、もう1回1軍の舞台に立てるまで。焦る必要はないですけども、体と相談しながら戻ってきてほしいなと思いますね」とエールを送った。
