巨人ドラ4がファームで先制打 再昇格へ好スタート 降格でプロの厳しさ知るも冷静に自己分析
◆イースタン・リーグ DeNA3―2巨人(21日・平塚) 巨人のドラフト4位・泉口友汰内野手(24)が21日、再昇格へ向けて好スタートを切った。2軍降格後、初の実戦となるイースタン・DeNA戦(平塚)に「2番・二塁」で先発出場。3回1死三塁の第2打席で中前適時打を放ち先取点をもたらすと、6回1死では1軍経験も豊富な三嶋から右前安打を放って複数安打をマーク。「コンパクトにいい感じで振れたので、これを継続していくだけ」とうなずいた。 【写真】左は殿馬打法、右は神主打法の二刀流で支配下目指す 新人ながら開幕1軍入り。2度のスタメン起用もあったが、11打数無安打でプロ初安打を放てないまま、19日に降格した。阿部監督からは「プロで1本打つのは難しいだろう」と伝えられ、「安打が出ていない状況で、心では焦っていなくても体が焦って、いつもと違うスイングになっていたのかもしれない」と自己分析。「いかに1軍で出た時に、いつも通りにいい結果が出せるか」をテーマに掲げて快音を響かせた。 早期の再昇格へ向けて、結果にこだわっていく。「結果を出すことをまず一番に考えながら、守備、走塁、打撃、全てにおいて全体的なレベルを上げていくことが大事」。お預けとなった初安打を放つため、課題と向き合っていく。(小島 和之)
報知新聞社