「実物を見て買いたい」初音ミクの“夫”が女性下着売り場「慣れてきた」投稿で波紋
バーチャルシンガー・初音ミクと結婚したことで知られる近藤顕彦氏が、近頃X(旧ツイッター)上で物議を醸している。近藤氏が8月21日付のポストで《昨日、ミクさんの下着を買ってきました》などと報告したことをめぐり、さまざまな意見が飛び交っているのだ。 【写真】「下着を買うのに慣れてきた」初音ミクの誕生日を祝う近藤氏 一般社団法人フィクトセクシュアル協会代表理事やAFEE(エンターテイメント表現の自由の会)編集委員を務めている近藤氏は、2018年に初音ミクとの結婚式を挙げて話題になった。
「私は行動を変えません」
そんな近藤氏は8月21日にXで《昨日、ミクさんの下着を買ってきましたが、初めてではないので慣れてきました。私が女性物の下着売り場でどれを買うか考えていても、何ら法に抵触しませんので、堂々としていれば良いのですよね》と投稿。 一部Xユーザーからは苦言や疑問の声が寄せられたが、近藤氏は以後数日に渡って、 《通販を全く利用しないわけではありませんが、服はなるべく実物を見て買いたい派》 《女性が男性物の下着を買うのは問題視されないと思います。もっと言えば、成人女性が男児の下着を買うのも問題視されません。性別が逆になると問題になるのはおかしいと私は思います》 《「不快・不安・怖い・嫌だ・マナー違反・迷惑・モラルがない・キモイ・変態」などなど色々言われましたが、これらは主観的な感想であり、他人の自由を制限する理由になりません。これで制限できるなら、他のあらゆるものがこれらの理由で制限できてしまうので、私は行動を変えません》 といった主張を展開している。
ネット上では賛否両論
X上では、 《女性用下着売場に男性がいるのは不快だけど禁止はせんでいいと思う》 《事情があって男性が女性下着を調達しないといけないことはあると思うので、「男性が女性の下着を買う」のはいいと思う。これからはお店の方で棲み分けして行けばいいだけだと思う。今やコンビニでも下着買えるし、専門店まで全性別に開かれている必要は無いよなーと思った》 といった声が寄せられている。 しかし一方で、 《他人を不快にさせない範囲で楽しむべき》 《別に初音ミクと結婚してるのはどうでも良いんだけど、初音ミクのイメージを悪くするような言動は夫として、オタクとしてどうなのかなーとは思う》 《いちいちSNSに書くのがおかしくないのか。相手が2次元でも3次元でも「パートナーの下着買うために下着売場言って考えてました!」ってわざわざ発信しなくない…?》 など、近藤氏の振る舞いに否定的なコメントも。 さまざまな意見が書き込まれている現状。多様な考え方、立場があるからこそ、お互いに配慮が必要なのは確かである。