ブランド魚「敦賀真鯛」を使ったカツカレーが登場 タイのうまみを凝縮 港町の名物に
FBC福井放送
敦賀の海で育ったブランド魚「敦賀真鯛」をぜいたくに使ったカツカレーが誕生し、11日から敦賀市内の店で販売が始まりました。 「敦賀真鯛」のカツをのせたスパイスたっぷりのカレー。 飲食店の開業を目指す人たちが集う敦賀市内のシェアキッチン「スタートアップベイス」で提供を始めました。 記者 「タイのうまみがカツとカレーそれぞれに凝縮されていてとてもおいしい」 このカレーは市内の旅館の女将と鯖江のカレー店の店主が協力して完成させたもので、敦賀真鯛の頭から尻尾まで余すところなく使って、だしにうまみを凝縮させました。 びーどろ実生庵 久米田賢治さん 「これだけおいしいマダイのアラがあれば私は何もしなくてもカレーが勝手にできる感じ。あとはスパイスを合わせたり、オイルを作ったりということで、アイデアがどんどん湧いてきてそれで完成したという感じ」 あけぼの旅館 女将 山川麻紀さん 「普通のカレーとは違うまろやかさがすごく出ていると思う」 このほかカレーに合わせて開発した独自のオイルも用意していて、味の変化が楽しめます。 利用客 「タイもふっくらしていて、だしが効いていて おいしい」 「タイの香りがふわって鼻に抜けるようでおいしかった」 山川麻紀さん 「地元の人から始まって、全国に敦賀真鯛はこんなにおいしいんだよと広がっていけたら一番いいかなと思う」 敦賀のうまみを凝縮した「敦賀真鯛のカツカレー」。新幹線開業でにぎわいが続く港町の新たな名物になりそうです。 「敦賀真鯛のカツカレー」(1500円)次回の提供は9月14日の予定で、今後は月に数回のペースで提供される予定です。