「何も話せない」ロバーツ監督が佐々木朗希に関する言及を回避 来季へ向けては2024年より「良くなる」
頑なに口をつぐんだ。 現地時間12月19日(日本時間20日)、ドジャースの指揮を執るデーブ・ロバーツ監督は、米放送局『SiriusXM』のインタビューに出演した際、ロッテからポスティングシステムで米球界入りを目指す佐々木朗希が話題に上がり、具体的な言及を避けるシーンがあったという。現地時間20日(日本時間21日)、地元紙『Los Angeles Times』が報じている。 【動画】ポテンシャルは超特大!佐々木朗希が見せた奪三振ショーの映像 今オフの動きを振り返り、中でも左腕ブレイク・スネルの獲得に関しては、「これまでで一番大きい」と充実感をにじませたロバーツ監督。しかし、「グラスノー、ヨシノブも戻ってくるだろうし…」と続けたところで、熱烈なドジャースファンとして知られる俳優のブライアン・クランストン氏が佐々木の名前を出した。 一部で密約説が流れるなど、若き日本人スターの移籍先最有力候補として注目を集めてきたドジャースだが、その新たな情報を引き出したいクランストン氏に対し、ロバーツ監督は、「何も話せない」と返答。その後もさらに突っ込まれると、「ブライアン、困らせないでくれ」と笑いながらかわしたという。 先日、テキサス州ダラスで開催のウインターミーティングでも佐々木に関する直接的なコメントを控えていたロバーツ監督。なお番組内では、ワールドシリーズ(WS)連覇を狙う来季へ向けて、「ワールドチャンピオンシップで勝つこと以上の結果を出すのは難しい」と前置きしながらも、2024年シーズンより「良くなるはずだ」と自信を示していた。 ドジャース以外には、パドレス、メッツ、カブスなどが移籍先候補に挙げられる佐々木だが、はたしてどんな決断を下すのだろうか。今後の動きからも目が離せない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]