パイナップル結実 岩手県立花きセンター
金ケ崎町六原頭無の県立花きセンター敷地内にある展示温室でパイナップルが2年ぶりに開花し、実を結んだ。本格的な秋の行楽シーズンを前に、施設見学に立ち寄る人も増えるとみられ、同センターでは「見られるのはまた2年後になるかもしれない」と観賞を勧めている。 同センターでは展示温室や見本園、本県出身の画家深沢紅子が好んだ野の花を植栽した回遊式庭園などが一般に無料で開放されている。展示温室では熱帯・亜熱帯果樹、食虫植物、エアプランツ、洋ラン、ベゴニアなどを栽培している。 パイナップルは、地面から50センチほど真っすぐに伸びた茎の先端に結実。まだ小ぶりながら、一目でパイナップルの実と分かるほどに育った。同センターでは、8月下旬にホームページで開花を知らせ、紫がかった鮮やかなピンク色の花の画像も公開している。 開館時間は午前10時~午後4時。月曜休館(月曜が休日の場合は火曜)。