「この年で結婚する意味は?」【ケビ子のアラフォー婚活Q&A】
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■今日の質問
いつも楽しみに拝見しております。私は先月41歳になった都内在住の女性です。41歳ですが婚活は実は40歳になってようやく始めて、というのも若い時はそれなりに恋愛をしてきましたのでそこまで大変なイメージもなく始めました。現実は厳しいということを自分が婚活を始めてようやくわかってきました。20代で結婚した友人は子育ても落ち着いて仕事もバリバリとやっています。あの時結婚を選んだ彼女たちに対して一度辞めてしまったら女性はパートしかないのにと思い、自分はできるだけキャリアアップしたいとがんばってきました。しかし時代が変わって子育てでブランクがあっても今は正社員で再就職できたり、会社の休暇も充実しています。そうなると私はただ20年遅れて先に結婚した彼女たちに追いつこうとしているのではないかと「うさぎと亀」を思い出して落ち込みます。キャリアアップも結局できず役職もついていません。落ち込んでも仕方がないからと婚活をがんばっても年齢でお断りされることも多く、まず会ってくれたら少しはよさが伝わると思うのにそれさえかなわない現実です。それもそれほどタイプとは思えない年輩のかたばかりです。 40歳を過ぎてようやく結婚したいと本気で思って活動しているのに、今更結婚してどうするんだろうか。結婚できてもうまくいかないのではないかと考えてしまいます。ケビ子さんは40歳を過ぎてご結婚されて、しかもご主人ととても仲がよくて本当にうらやましいです。ケビ子さんが今の私だったら何をしますか。アドバイスをいただきたくお願いします。
■ケビ子の回答
先月41歳になった都内在住の女性、アラフォー婚活を始めて初めてその厳しさがわかってきたとのご相談です。読みながらあの日のケビ子を思い出してしみじみとしてしまった。 状況を整理します。 ・現在41歳。都内在住。40歳から婚活開始。 ・20代で結婚した友人は子育ても終わりキャリア再開、自分は20年遅れて追いつこうとしている。 ・婚活はタイプとは思えない年輩から年齢で断られることが多い。 ・今更結婚してどうするんだろうか。結婚できてもうまくいかないのではと考えてしまう。 涙で視界がぼやけています。 どなたか涙をふく木綿のハンカチーフをください。う、う、う。 巷では成婚率が2~3%といわれるアラフォー婚活の現実を知ってしまいましたか。 今日が一番若いから「今はそれほど結婚願望はないけどいつかは」と思っているなら今すぐ行動を起こしてほしいと思うのはやはり日本の婚活では女性の年齢がとても重要なファクターになってくるからなのだ。 男女平等、女性のキャリア推進、などと言われても結婚観は揺らがずに「若さと好みのルックス」が大きな割合を占めてしまう現実。 仕事で成果を出したいと情熱を注いできてもある日気がつく。「あれ、このままがむしゃらにやっても社長はおろか役員にもなれないし、なっても困っちゃうよね?なれっこないけど」と。あれあれ?私のキャリアアップって何だっけ?あ、そうだ結婚もしたかったから婚活しようかな。の流れも多いアラフォー婚活。 ひとまず課題の切り分けをして、他者と自分を比べるのをやめる。この2点、やってみましょうか。 ご相談者の現在の課題は結婚願望があって婚活をしているが思うようにうまくいっていない。これに尽きる。 友人が20代で結婚・出産を経て現在はキャリアを再開していること、20年遅れて彼女たちに追いつこうとしているのではないかと思うことはご相談の婚活がうまくいってないこととは関係がない。 また、キャリアアップも結局できなかったことも婚活がうまくいっていないこととは関係がない。 あれやこれやと考えて、周囲と比べて落ち込むのは仕方がないが現実に向き合っていこうぜ! ケビ子が今のご相談者なら何をするか、に回答すると具体的に現在の課題に向き合ってみる。これしかない。 年齢が理由で断られることが多い→婚活フィールドを変える、または増やす。おそらく結婚相談所かアプリを活用してプロフィールを見て断られているのだろうから「41歳会社員女性」という条件しか見てもらえないフィールドではなく「41歳、それなりに仕事も恋愛もがんばってきたから結婚に踏み出すのが遅くなっちゃった知り合いの女性」として見てもらえる友人知人の紹介を真剣に頼んでみる。「会ってくれたら少しはよさが伝わる」とご自身で思うその人柄を理解してくれている周囲の力を借りてみよう。 20代で結婚した友人たちと自身を比べるのではなく、彼女たちにも紹介を頼んでみたり結婚生活を実際に送っている先輩として相手を選ぶポイントなどを聞いてみたらいいと思うぞ。未婚だと年収が~身長が~学歴が~と考えてしまうが実際に結婚してみるといつも機嫌がいい、実家依存じゃない、ごはんに文句を言わないなどとおススメポイントが変わってくるものだ。 現在の自分を否定することは何もない。その時々で一生懸命に生きてきたのだから、今の自分も悪くない。自分らしくいられる、この人といる自分が好きだと思える相手との出会いを信じてみてほしい。 今更結婚してどうするか?ただひたすらに幸せになるんでしょ!
■本日の結論:
人と比べたり結婚の意味とか考えず、今できることに集中してみよう! 【カモチ ケビ子】 43歳で(やっと)結婚。 仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)音声配信アプリVoicy でもアラフォー婚活に役立つ情報を配信しています!