ニール・ヤング、グラストンベリー出演へ 「企業化」で辞退の前言撤回
【AFP＝時事】カナダ出身の音楽界のレジェンド、ニール・ヤング（79）は3日、英国で開催される世界最大級の野外音楽祭「グラストンベリー・フェスティバル」への出演を辞退するとの前言を撤回し、やはり出演すると発表した。 【写真】ロックは生き残れるか？ 高齢化するレジェンドたち ヤングは、グラストンベリー・フェスは提携先のBBCという「企業の支配下にある」と主張し、出演を辞退すると表明していたが、それから間もなく、受け取った情報に「誤りがあった」として前言を撤回。 「このフェスティバルが再び私たちのツアー計画に戻った。演奏を楽しみにしている！ グラストンベリーで会おう！」と自身のウェブサイトにメッセージを投稿した。 主催者の一人、エミリー・イービス氏はヤングとバンドの「クローム・ハーツ」について、「6月にピラミッドステージのヘッドライナーとして迎えるのが待ち切れない」とインスタグラムに書き込んでいる。 ヤングが最後に同フェスに出演したのは2009年。 先ごろ、BBCが「意に沿わないことをたくさんやらせたがった」と主張。詳細は明らかにしていなかったが、同フェスは「企業による興ざめ」のイベントと化してしまったと苦言を呈していた。 今年は英国のロックスター、ロッド・スチュワートが出演を予定しているが、公式の全ラインナップはまだ発表されていない。 チケットは昨年11月に発売され、35分以内に完売した。標準的なチケット価格は373.50ポンド（約7万3000円）だった。【翻訳編集】 AFPBB News
