震災の教訓をどのように伝えるのか 宮城・石巻市の震災遺構門脇小学校
khb東日本放送
次の災害に備え、当時の教訓をどのように伝えていくかが問われています。
宮城県石巻市南浜の震災遺構門脇小学校です。13年前の3月11日、2メートル近い高さの津波が襲いました。 校舎の1階には、津波の痕跡が残っています。そのままに残されている校長室は、部屋全体が焼けて落ちてしまっています。 門脇小学校では、地震と津波の後に燃えながら流されてきた車や住宅により、災が発生しました。 地震発生時、学校には200人以上の児童がいましたが、教職員の指示に従って高台に避難し全員無事でした。一方で、欠席していたり既に下校したりしていた児童7人が、命を落としてしまいました。 この教訓を伝えようと、石巻市は2年前に校舎を震災遺構として整備し当時の様子を今に伝えています。 当時、門脇小学校の1年生で宮城教育大学の学生、高橋輝良々さんと当時の校長、鈴木洋子さんにお話を伺います。
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