新米で仕込んだ「新酒」 出荷始まる 岩手
TVIテレビ岩手
盛岡市の酒造会社では、ことし収穫された新米で仕込んだ新酒の出荷が、14日から始まりました。 出荷が始まったのは、すっきりとした味わいが特長の「純米新酒」です。 盛岡市の酒造会社・あさ開では、14日朝、新酒が完成したことを告げる「杉玉」が掲げられました。 純米新酒は、ことし収穫された県産の「銀河のしずく」と盛岡の名水「大慈清水」を使って、先月18日から仕込みが始まりました。熱で殺菌する「火入れ」をしないことで酒本来の香りと味わいが楽しめます。 杜氏 浦田聖さん 「口に含んだ時がさらっとしていて、昨年以上に飲みやすいお酒ができたかなと」 限定生産の純米新酒は、7100本が県の内外に出荷される予定です。