福島で震度5弱、4人けが 原発処理水の放出停止
15日午前0時14分ごろ、福島県で震度5弱の地震があった。気象庁によると、震源地は福島県沖で、震源の深さは約50キロ。地震の規模はマグニチュード（M）5.8と推定される。津波は観測されなかった。県や消防によると、驚いて転倒した男女2人が負傷した。宮城県でも女性2人がけがをした。東京電力は震度5弱以上の地震があった場合の手順にのっとり福島第1原発の処理水海洋放出を手動停止した。 東電によると、処理水放出は昨年8月に始まり、今年2月28日から4回目を実施中だった。地震後のパトロールで設備に異常がないと確認。15日にも放出を再開する。放出途中での停止は初めて。
