色づく大イチョウ 黄金色の葉 青空に映え 富山県氷見市
KNB北日本放送
きょう富山県内は各地で晴れて、日中は日差しがたっぷり届きました。氷見市では、国の天然記念物の大イチョウが色づき、黄金色の葉が青空に映えていました。 氷見市朝日本町の上日寺のイチョウは、高さが24メートル、幹まわりが12メートル。 樹齢が1000年を超え、実がなる雌株としては全国最大級を誇っています。 今年は例年より遅く、今月中旬になってようやく葉が黄色く色づき始めました。 きょうは赤く色づいたモミジとともに青空を背景に美しく映えていました。 上日寺 柳原龍成住職「おそらくこのイチョウの木、もっともしかしたらひどい震災も経験しているのかな、1000年を経験しているわけですから。同じように(これまでと同じように)力強く前に向かって進んでいく、そういうことを大きな木を通してなんか教えていただいているような気がします」 きょう日中の最高気温は富山市で13.9度、高岡市伏木で13.5度でした。 あすの最低気温はけさと同じくらいで、あす朝も各地で冷え込みそうです。