秋田県内の記録的大雨からまもなく１年ですが、ここ数年は県内各地で毎年のように大雨被害が起きています。２０２３年３つの河川が氾濫し大きな被害が出た五城目町で２５日警察と消防が連携した救助訓練が行われました。 ２０２２年と２０２３年の大雨被害の教訓を踏まえて警察と消防の連携を強化しようと五城目町で初めて合同で訓練が行われました。大雨により市街地に浸水被害が発生し住宅に取り残された男性から救助の要請があったという想定です。 救助隊は馬場目川（ばばめがわ）を冠水した道路に見立て対岸にいる男性を助けに向かいました。警察と消防は救助に行く際は不測の事態に備えて単独行動をしないことや水の流れの上流と下流にも人を置いて水位の変化を見たり流された場合も対応したりできるよう確認しました。 五城目町を流れる３つの河川が氾濫した２０２３年の大雨では車が浸水し男性１人が亡くなりました。消防は水害が起こる可能性がある時は気象情報や水位情報をこまめに確認するなど防災への意識を高めてほしいとしています。