若手振付家ノエ・スーリエによる『The Waves』今月日本初演へ
振付家ノエ・スーリエによる『The Waves』が、3月29日(金)・30日(土) 彩の国さいたま芸術劇場 大ホールで上演される。 【全ての画像】『The Waves』舞台写真ほか 2020年よりフランスのアンジェ国立現代舞踊センターのディレクターを務め、ネザーランド・ダンス・シアター2の委嘱で振付を提供するなど、世界のダンス界で注目を集める振付家ノエ・スーリエ。本公演は、大規模改修工事による休館期間を経て今月にリニューアルオープンを迎える彩の国さいたま芸術劇場のダンス公演第1弾となる。 スーリエによると、『The Waves』は自身のこれまでのリサーチの発展形で、身体の記憶や知覚、その複雑に絡み合ったディテールを呼び覚まし、身体の表現に変換しようという試みであるとのこと。作中1人のパフォーマーが、イギリスの作家ヴァージニア・ウルフ の長編小説 『The Waves(波)』(1931) の一節を淡々と語る中、6人のパフォーマーが生演奏による打楽器の変容するリズムに絶えず呼応しながらパフォーマンスを繰り広げる。 <公演情報> ノエ・スーリエ『The Waves』 3月29日(金) 19:00 開演 3月30日(土) 15:00 開演 会場:埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホール 上演時間:約60分(途中休憩なし) ※演出の都合により、開演時間に遅れたり途中退場されますと、ご予約席へのご案内ができません。 振付:ノエ・スーリエ 出演:ステファニー・アムラオ、ジュリー・シャルボニエ、アドリアーノ・コレッタ、船矢祐美子、ナンガリンヌ・ゴミス、ナン・ピアソン パーカッション:トム・ドゥ・コック、ゲリット・ヌレンス(イクトゥス) 音楽:ノエ・スーリエ、トム・ドゥ・コック、ゲリット・ヌレンス