マドンナ、コンサートの開始時間が2時間遅れて訴えられる 「断固として」争うと声明発表
現在ワールドツアー「Celebration」を開催しているマドンナ。昨年12月、ニューヨークのブルックリンで行った公演を巡って2人の観客から提訴されている。 【写真】最強ディーバ、 マドンナの波乱万丈な半生をプレイバック
雑誌『ピープル』が入手した訴状によると問題はコンサートの開始時間。チケットの広告に書いてあった開演時間は午後8時半だったが、実際にマドンナのコンサートが始まったのは午後10時半過ぎ。そのため観客は「虚偽の広告であり、過失による不当表示だ」と主張している。原告の観客はこの遅れは12月13日、14日、16日の3日間に渡って起きたとし「開始時間を知っていたらチケットは買わなかった」としている。
これに対してマドンナが全面対決の姿勢を示した。マドンナのチームとツアーを主催するライブ・ネイションは声明を発表。「マドンナのこのツアーはチケットも完売し、ヨーロッパで絶賛された。北米での公演は12月13日、サウンドチェック中に問題は発生したがブルックリンで予定通り幕を開けた。その問題のせいで遅延が発生したことは当時報じられた通りだ。私たちはこの件を断固として弁護していく」。
ちなみに問題の13日にはSNSに「午後8時半から始まるはずだったのにマドンナが出てきたのは午後11時」「3時間近く遅れて出てきた」という投稿が浮上、マスコミを賑わせた。しかし関係者によると「午後8時半から始まるのはオープニングアクトのハニー・ディジョンのDJだった」。マドンナの登場は午後9時半の予定だったので「1時間しか遅れていない」とマドンナを擁護していた。その遅れも声明で主張しているように音響に問題があったからだという。裁判ではどんなバトルが展開するのか、注目が集まっている。
