障害者向けのグループホームの運営会社が食材費を過大徴収していた問題で、相談窓口を開設した団体が会見を開き、37件の相談が寄せられていることを明らかにしました。 この問題は、愛知県を中心に全国で障害者向けのグループホームを運営する福祉事業会社「恵」が、利用者から食材費を過大に徴収していたものです。 21日、名古屋市熱田区で11月に入り相談窓口を開設した障害者事業所で構成される「きょうされん愛知支部」など3団体が会見を開きました。 団体によると窓口にはこれまでに37件の相談が寄せられていて、そのうち11件は「食事の量が少ない」「請求金額と実際の食事の量が合わない」などの内容が利用者の家族らからあったということです。 会見をうけ、恵は中京テレビの取材に対し、「こちらでは何ともお答えできません」とコメントしています。