厳しすぎる残暑続く 福岡市37℃予想 九州・中国はすでに猛暑日も 熱中症警戒
今日も西日本や東海で猛烈な暑さとなる見込みです。福岡市などではすでに35℃を超えていて、引き続き熱中症に警戒が必要です。
午前中から猛暑日
今日16日も九州から東海を中心に、強い日差しで気温が上昇しています。午前11時までに九州と中国地方の9地点で、すでに最高気温が35℃以上の猛暑日となりました。福岡県朝倉市では35.7℃まで上がっていて、午前11時までに全国で最も暑くなっています。 また、福岡・太宰府市でも同時刻までに朝倉市に次ぐ35.5℃となり12日連続、今年58日目の猛暑日を観測しました。年間猛暑日日数の全国最多記録を今日も更新しました。 そのほか、広い範囲で厳しい暑さとなっていて、同時刻までに福岡市35.2℃、大阪市33.1℃、名古屋市32.8℃を観測しています。 雲の広がっている東京都心は11時までの最高気温が26.5℃と、昨日までのような厳しい暑さは落ち着いています。
午後も厳しすぎる残暑
午後になると、九州から東海・北陸の各地でさらに暑さが厳しくなります。 予想最高気温は福岡市37℃、大阪市と名古屋市35℃、金沢市33℃などとなっていて、今日も真夏のような暑さが続く見込みです。沖縄と九州から近畿の15県には、熱中症警戒アラートも発表されています。 なお、日が暮れた後も気温の下がり方が鈍く、夜も暑い状態の続く所がありそうです。日中だけでなく、就寝時も冷房を使用するなど、引き続き暑さ対策が欠かせません。 一方、関東は雲が広がって日差しが遮られるため、極端な暑さとなる所がなさそうです。ただ、それでも気温は30℃くらいまで上がり、湿気が多く蒸し暑く感じられます。 北海道は秋らしいカラッとした陽気で日中は過ごしやすいですが、朝晩との寒暖差が大きくなりそうです。
日本気象協会 本社 日直主任