鯖江市のうるしの里会館で3日から、毎年恒例の「河和田塗り越前漆器まつり」が始まりました。祭りには、鯖江市河和田地区から23の漆器店が出店し、お椀やお盆、お箸といった商品が市価の半額程度で販売されています。 　 外食産業や業務用の漆器として国内で高いシェアを占める河和田塗りは2020年以降、漆器の生産高が全国一となっています。この日を待ちわびて訪れた客たちは商品を手に取って品定めを楽しんでいました。 　 100円分のチケットでできる箸づくり体験や絵付け体験のブースも設けられ、訪れた家族連れなどが楽しんでいました。 　 祭りは4日も開かれ、2日間で約1万人の来場を見込んでいます。