【ライブレポート】TAKU INOUE「ハートビートボックス」リリパは大盛況 ワイパとケンモチもDJで祝福
TAKU INOUEの最新曲「ハートビートボックス」のリリースパーティが8月1日に東京・clubasiaで開催された。 【写真はこちら】イノタクのステージの様子 「ハートビートボックス」はイノタク初となる本格的なラブソング。2021年12月リリースの「ALIENS EP」以来2年半ぶりとなるTAKU INOUE名義の作品として、シンガーの春野とビートボックスクルーのSARUKANIを迎えて制作された。 リリースパーティが行われたのはイノタクのホームとも言えるクラブ・clubasia。360°観客に囲まれたステージにはイノタクをはじめ、彼と交流の深いケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)、DJ WILDPARTYが登場し、三者三様の選曲でDJを繰り広げた。 天井のミラーボールがフロアを照らす中、「ハートビートボックス」のリリースを祝福するファンが続々とフロアを埋め尽くす。イベントの様子は撮影OKで多くのオーディエンスはスマートフォンを片手に、バラエティに富んだ楽曲に合わせて踊り続けた。 トップパッターを務めたのはDJ WILDPARTY。腕時計で開演時間を迎えたことを確認し、SARUKANI「ULTRA POWER(Mameyudoufu Remix)」やワニとコウモリ「アストロシー(DJ WILDPARTY Remix)」でフロアを温めたのち、原口沙輔「人マニア」、こっちのけんと「はいよろこんで」などのヒットチューンで会場を熱く盛り上げた。続くケンモチは「エジソン」「赤猫」などの水曜日のカンパネラ楽曲をはじめ、電音部「いただきバベル」「Catch a Fire」、DISH//「星をつかむ者達へ」、ano「スマイルあげない」といった自身が制作で参加した曲をふんだんに盛り込んだセットリストでステージを展開。中でも大ヒット曲「エジソン」では、観客のシンガロングがフロア中に響き渡った。 TAKU INOUEは集まった観客にお礼を述べ、Tokyo 7th シスターズ「SEVENTH HAVEN」、Kizuna AI × Moe Shop「RADIO LOVE HIGHWAY」、「ウマ娘」シリーズのテーマソング「うまぴょい伝説」、DECO*27「サラマンダー」など多彩なナンバーをプレイ。「SOS」「Allegro」「Blackhole Dancehall」といったMidnight Grand Orchestraの代表曲も届け、オーディエンスを狂喜乱舞させた。 イノタク自身が編曲したano「ちゅ、多様性。」のあとには、「ハートビートボックス」をスピンしてこの日一番の盛り上がりを作り出す。音に身を任せて心地よさそうに踊る観客を前に、イノタクは顔をほころばせた。その後、clubasiaが舞台となっているTAKU INOUE & 星街すいせい「3時12分」ではファンがスマホのライトを点け、幻想的なムードに。ファンに向けてイノタクは「自分のイベントをやるなんて超不安で、こんなに来てくれるとは思わず、感謝ですよ。これからもがんばりますし、まだまだいろいろ曲が出るので今後ともよろしくお願いします!」と挨拶。ラストに「ハートビートボックス」を再びプレイし、DJ WILDPARTY、ケンモチに祝福されながら充実した表情を浮かべた。そして、「はい、じゃあ撤収!」というイノタクの言葉で、リリースパーティは終わりを迎えた。