【ソフトボール】ビックカメラ高崎が白星発進 デンソーは“UENO LABO”出身・坪野三咲が好投も完封負け
◆ソフトボール▽ニトリJDリーグ 第1節 ビックカメラ高崎1―0デンソー(12日、愛知・デンソーBPスタジアム) リーグ3季目が開幕し、昨季東地区優勝のビックカメラ高崎が、敵地で同4位のデンソーとの接戦を制して白星発進を切った。 先発のエース右腕・浜村ゆかりが7回を1人で投げきり、完封勝利。5回に2死満塁のピンチを招いたが、相手の3番・白石望美主将を右フライに打ち取った。 ビックカメラ高崎の打線は、初回の2死一塁から4番・内藤実穂が鋭い打球で遊撃手のグラブをはじいた。その間に一塁走者が一気にホームに返り、先制。この1点が決勝点となった。 敗れたデンソーは先発右腕の坪野三咲が初回に1点を失ったが、その後は走者を背負いながらも、粘りの投球。7回を完投したが、打線が援護できずに接戦をものにできなかった。23歳の坪野は五輪3大会メダリストで、ビックカメラ高崎の上野由岐子投手が企画し、直接投球指導を行う「UENO LABO」の第1回受講生。中京大時代の21年末~22年にレジェンドから直接手ほどきを受けていた。今季は開幕投手を務め、好投を見せたが、シーズン初勝利はお預けとなった。
報知新聞社