九州実業団毎日駅伝の開催地が大分県佐伯市に変更 7区間約89kmの周回コースを予定
九州実業団連盟は4月26日、これまで福岡県北九州市で行われてきた九州実業団毎日駅伝を今年度から大分県佐伯市で行うことを発表した。 実業団連合主催の駅伝3大会 参加料が大幅改定 NY駅伝3万円から24年は30万円へ 同大会は1964年に始まり、第1回大会は福岡県で開催。その後、大分市から臼杵市を折り返すコースに変更されたのち、1987年からは福岡市から筑豊地区を経て、北九州市でフィニッシュするコースとなった。2016年以降は北九州市内を周回するコースへと舞台が移ったが、交通事情などの悪化により連盟は移転先を探していたという。 新コースの詳細は検討中だが、佐伯中央病院競技場を発着点とする7区間約89kmを予定。選手の安全や警備を考慮して、周回コースで行うという。大会を迎える佐伯市は「スポーツツーリズムの推進を図るためスポーツ大会を誘致しており、大会を通じて多様な交流の機会を創出し、本市の更なる観光ブランド力の向上に努めたい」とコメントを発表している。 九州実業団毎日駅伝は正月の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の予選を兼ねて行われ、今年上位9チームが本選への出場権を獲得する。
月陸編集部