大谷翔平の”外野起用”はあるのか?投手復帰プログラムの発覚で可能性を指摘「考えるだけでも楽しいアイデアだ」
今季、ドジャースを新天地として、指名打者での活躍が期待されている大谷翔平。スプリングトレーニングやオープン戦などを通じて、昨シーズン終盤に受けた右肘手術からの回復ぶりも披露、開幕カードとなるパドレス2連戦でのバッティングに世界中の野球ファンからの視線が注がれることになる。 【動画】まるでロックスター! 愛妻を連れ添った大谷翔平の訪韓シーン また、右肘の状態については、米国国内でピッチングの再開時期などが報じられていることからも、「二刀流」復帰への見込みも今後は少しずつ話題となっていくはずだ。 さらに、ドジャース専門メディア『FanNation Inside The Dodgers』では、今シーズンにおける大谷の外野手起用の可能性についても論じられている。 現地時間3月18日(日本時間19日)のトピックは「ショウヘイ・オオタニは2024年にドジャースで外野手としてプレーするだろうか?」と銘打たれており、その中では、ソウルでのデーブ・ロバーツ監督の会見コメントなどを紹介している。 大谷の投手復帰へのプロセスについて語った指揮官は、「彼の腕が十分に健康であれば、野手での話をすることになるだろう。彼が(投手として)今年投げるつもりがないことは分かっている」と述べたことを紹介。 その言葉を踏まえ同メディアは、「春の間中、おそらく今年はオオタニが少し守備をするかもしれないという噂が流れた。春季キャンプ中に外野手用のグラブを持ち歩いていたとの報道もあった」と振り返っている。その上で「最近、チームが韓国から帰国したら投球プログラムを開始することが明らかになった。それが彼に外野でプレーする扉を再び開いた」と主張。 さらに、外野手としての出場について「考えるだけでも楽しいアイデアだ。ドジャースのロースターにさらなる柔軟性を与えることになるだろう」と見通しながら、「オオタニが最後に外野に登場したのは2021年で、エンゼルスで6試合に出場した。守備機会に絡むことはなかったが、日本ハムファイターズでプレーしていた2014年以来の出場となった」と綴っている。 他にも「彼が内野へのスローイングができる限り、オオタニを外野に置くことはドジャースを大いに助けるだろう」と期待を寄せながらも、「そのプレーを推測するのは時期尚早」などと見解を示している。 あくまでも、投手復帰を果たしての「二刀流」を目指すことが大前提だ。だが現地メディアが論じるように、その過程において、背番号17が外野守備に就く可能性もゼロではないのかもしれない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]