松本人志（左）と週刊文春との裁判でキーマンとなる『スピードワゴン』小沢だが……

週刊文春に性行為強要疑惑を報じられ、『ダウンタウン』松本人志が記事を発行する文藝春秋などに約5.5億円の損害賠償請求などを求めて提訴した裁判の第１回口頭弁論が３月28日、東京地裁で行われた。 【画像】すごい…！松本人志「ミニスカ美女との乱痴気不倫飲み会写真」入手…！ 松本サイドは性的被害を訴えているA子さん、B子さんについて 「存在が分からないから認否できない」 という理由で氏名、生年月日、携帯電話の番号、LINEのアカウント、容貌・容姿が分かる写真を求めた。 文春側の喜田村洋一弁護士は、裁判後の記者との囲み取材で 「47年弁護士やってきてこんなことは初めて」 と呆れ顔だ。 弁護士の八代英輝氏も３月29日、TBS系『ひるおび』に出演した際、驚きを隠せない様子だった。 「第１回の口頭弁論になって初めて『A子さん・B子さん誰ですか』って、そんな素朴な疑問今から始めるんだっていうところがある意味、衝撃でした。なんの立証計画も方針も立ってないって自分で言ってるようなもの」 改めて文春の報道を振り返れば、まずA子さんは女性たちを“アテンド”した『スピードワゴン』の小沢一敬とつながっており、松本サイドが欲しがっている“LINE”も公開されている。A子さんがお礼のメッセージを送っていたとして小沢に来たLINEのトーク履歴が流出、それを松本がXに投稿し 《とうとう出たね。。。》 とコメントしたことで話題になった。 「この素性特定報道があると、SNSでは真っ先に“いや小沢に聞けよ”とツッコミが殺到しました。A子さんは飲み会後に松本さんに対してもタクシー代のお礼をショートメッセージで送っている。 すなわち松本さんとA子さんも電話番号を交換しているということです。芸能人の卵だったA子さんは小沢さんから“怒らせたらこの辺を歩けなくなる”と釘を刺されていたことで恐怖心があったのでしょう」（女性誌記者） 住所や生年月日までは分からないかもしれないが、“心当たり”を思い出すには十分ではないだろうか。そもそも小沢との飲み会やA子さんの証言は、これでもかというほど細かく報じられている。 文春だけでなく裁判当日には朝日新聞にもこの女性のうちの１人が証言者として登場している。 「裁判後の取材で松本さん側の代理人弁護士である田代政弘氏は松本さん本人の出廷はもちろんのこと、後輩芸人の証人出廷についても“立証に必要ならお願いする”ことを明かしました。つまり、文春に“アテンド芸人”と言われた小沢さんが法廷で証言する可能性が高くなったということ。たむらけんじさんなどと違い、ここまで沈黙を貫いている小沢さんの証言が裁判を左右するといっても過言ではないでしょうね」（スポーツ紙記者） ここまで事実関係について吉本興業は一切回答していない。自ら女性たちを集め、会の全容を知る小沢は、法廷で何を語るのだろうか……。