スカイマーク、過去最高売上782億円=23年4-12月期
スカイマーク(SKY/BC、9204)が2月9日に発表した2023年4-12月期(24年3月期第3四半期)の決算(非連結、日本基準)は、純利益が91.3%増の35億9000万円だった。新型コロナ後の旅客需要が旺盛なことから増収増益となり、累計の事業収益が過去最高を更新した。期末配当予想は未定としていたが、1株あたり21円に修正。通期見通しは据え置き、純利益58億円(23年3月期比1.3%増)としている。 4-12月期は、売上高にあたる事業収益が782億1000万円(前年同期比25.0%増)、営業利益は52億8900万円(同55.5%増)、経常利益は64億1800万円(同75.5%増)となった。 営業費用は23.2%増の729億2000万円。このうち事業費は24.4%増の685億9600万円で、運航便数が前年同期比2.0%増の4万1421便となりコストが増加したものの、有償旅客が前年同期比15.8%増の599万7330人で第3四半期の累計で過去最高を記録したことなどにより増収増益となった。 営業外収益では、為替差益として10億7700万円を計上した。 2024年3月期の通期予想は、5月15日の発表を据え置いた。事業収益が2023年3月期比20.8%増の1023億円、営業利益は62.2%増の56億円、経常利益は50.8%増の56億円、純利益は1.3%増の58億円を見込む。
Yusuke KOHASE