「男はつらいよ」シリーズがBS松竹東急で正月3夜連続放送。リリー役の浅丘ルリ子がコメント
BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)は2024年の正月3夜連続で、「男はつらいよ」シリーズを放送する。1月1日(月)は「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」(1973年・第11作)、2日(火)は「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」(1975年・第15作)、3日(水)は「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」(1980年・第25作)で、すべて4Kデジタル修復版。夜7時オンエアとなる。 今回の3作のマドンナは、すべて浅丘ルリ子が演じるリリーだ。旅回り歌手のリリーは網走で寅さんと運命的に出会って意気投合し、シリーズを通して愛の物語を紡いでいく。まるで愛の発露のような喧嘩シーンをはじめ、リリーと寅さんの掛け合いが見どころだ。
浅丘ルリ子/リリー役 コメント
お正月3が日にリリーが登場する3作が放送されると聞き、とても嬉しいです。これまで長いことお仕事をしてきた中でも、『男はつらいよ』に出演させていただいたこと以上に幸せなことはありません。 リリーという女性は私自身に大変似ているということもあり、今回の3作は思い入れの強い作品です。メイク、服装なども私自身ととても近く、初めて台本を読んだ時から、スムーズに役に入れました。今でも常にリリーが心の中にいますし、当時も自分らしく、ありのまま自由に楽しくやらせていただき、私自身の話し方で発したセリフもありました。こんなに心の中から気持ちよく芝居ができた映画はそうそう無いです。私の宝物の作品です。 リリーはハッキリとものを言えるキャラクターで、私達がどこかで思っていてもなかなか言えないようなことを代弁してくれるので、セリフにもぜひご注目いただけたら有り難いなと思います。この3作がお正月にお家で観られるなんて、滅多に無い機会です。お正月の3日間、お茶の間でゆっくりご覧ください。私も観ます!