藤井聡太竜王の連勝か、佐々木勇気八段が追いつくか!?最高峰タイトル争うシリーズ第2戦“あわら対局”始まる/将棋・竜王戦
将棋の藤井聡太竜王(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)に佐々木勇気八段(30)が挑む第37期竜王戦七番勝負第2局が10月19日、福井県あわら市の「あわら温泉 美松」で対局を開始した。シリーズは、防衛4連覇を目指す藤井竜王が先勝スタート。連勝でリードを広げるか、佐々木八段が追いつくか、大きな注目が集まっている。 【中継】藤井竜王VS佐々木八段 注目の第2局(生中継中) 本局の舞台は、福井県の北端に位置するあわら市。芦原温泉街は“関西の奥座敷”として古くから親しまれてきた。あわら市にとって2024年は「北陸新幹線芦原温泉駅開業」と「市制施行20周年」の記念の年とあり、竜王戦を誘致。初開催に至った。また、両対局者に提供するメニューを決める「あわら勝負めしコンテスト」なども実施。どんな逸品が選ばれるかにも期待が高まっている。 今月5、6の両日に行われた開幕戦は、角換わりの出だしから挑戦者の佐々木八段は序盤で用意の作戦を披露。前例のない将棋へと展開した。高難度な一局ながら、挑戦者が果敢な攻めを繰り出し若き絶対王者へと挑んだ。しかし、藤井竜王は動じることなく自然な手を重ねてペースを握ると、そのままじわじわとリードを拡大。佐々木八段の粘りを許さず、藤井竜王が鋭く勝利を決めた。 先勝した藤井竜王が防衛4連覇に向けてリードを広げるか、タイトル戦初挑戦の佐々木八段が追いつくか。あわら対局の進行から目が離せない。 持ち時間は各8時間の2日制。本局の先手は佐々木八段。 (ABEMA/将棋チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部