橋下徹氏 石破首相とトランプ次期大統領との関係構築に懸念「長~く説明をして、あれ?これ…」
元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(55)が5日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に生出演し、石破茂首相(67)に対する番組視聴者アンケートについてコメントした。 20日に就任するドナルド・トランプ次期米大統領(78)は、不法移民の送還、21年の議会襲撃事件で投獄された服役囚の恩赦、パリ協定からの離脱、世界各国への追加関税など、就任初日から25を超える大統領令を発令するともうわさされている。「アメリカを再び偉大に」を合言葉に、自国に有利な政策を続々と打ち出すと予測される中、番組では視聴者に「石破首相は米国の無理な要求にNOと言えると思う?」とアンケートを実施。「言えると思う」が16%、「言えないと思う」が74%、「どちらとも言えない」が10%だった。投票総数は2万3891票だった。 この結果に、木原誠二元官房副長官は「質問が悪いと思う。ノーと言えるかと聞かれたら、ノーと言えないだろう。大切なことは、ノーと言うことではなくて、日本の立場をちゃんと言うことなんだと思う」と指摘した。 すると、橋下氏は「あと石破さんは、イエスともはっきり言わないんですよ」と指摘。「長~く説明をして、あれ?これイエスかノーか分からないという。これもノーの一つなので」と苦笑いしていた。