歯のホワイトニングが「保険適用」になることはある?相場はいくらくらい?
白く美しい歯を保つためのホワイトニング。歯のホワイトニングをしたくても費用が高いため、なかなか踏み切れないという人もいるでしょう。 そこで今回は、ホワイトニングの費用相場と、保険適用で歯を白くすることは可能なのかを解説します。 ▼定年退職時に、「1000万円」以上の貯蓄がある割合は日本でどれくらい?
保険適用で歯のホワイトニングは可能なのか?
歯のホワイトニングは、健康維持や治療ではなく審美目的(見た目をきれいにするため)であるため、保険適用の対象外です。日本の公的医療保険制度では、歯の痛みを取る、かめるようになるなど歯の機能を回復するための治療が保険適用の対象となります。 保険診療では、厚生労働大臣が指定した歯科材料以外は使用できないようです。また、ホワイトニング以外にも、審美目的の矯正治療やインプラントも保険適用の対象外です。
歯のホワイトニングの費用相場
ホワイトニングの費用は、施術方法やクリニックによって異なりますが、費用相場は次の通りです。 オフィスホワイトニング(歯科医院で行う場合):1回1万5000円~5万円程度 ホームホワイトニング(自宅で行う場合):1回1万5000円~3万円程度 デュアルホワイトニング(オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせたもの):6万円~12万円程度 これらの費用はあくまで目安であり、クリニックによって異なる場合があります。また、効果を維持するためには複数回の施術が必要となることもあるようです。
保険適用で歯を白くできるケースはあるのか?
保険料適用で歯を白くする方法は全くないわけではないようです。ここでは保険適用で歯を白くできるケースについて見ていきます。 ■歯のクリーニングを行う 歯のクリーニングを行うと、歯の表面についた着色や歯石を除去すること、歯本来の白さを取り戻すことができます。歯を漂白して白くするホワイトニングとは異なりますが、虫歯・歯周病治療を目的に行われるため保険適用となります。 ■白いかぶせ物をする 従来、虫歯治療などでかぶせ物をする場合、金属を使用することがほとんどでした。しかし現在では、一定の条件を満たせば保険の範囲内で白いかぶせ物をできるケースが増えています。 ただし、保険適用で使われる材質には、劣化しやすい、着色や汚れがたまりやすいなどのデメリットがあるため定期的なメンテナンスが必要です。