ワールドカップ予選史上最悪の0対31の大敗を喫した、米領サモアのサッカー代表チームを描く

　タイカ・ワイティティ監督が、「ジョジョ・ラビット」の製作スタジオ、サーチライト・ピクチャーズと再タッグを組んだ「ネクスト・ゴール・ウィンズ」が、5月22日の午後4時から、ディズニープラスの「スター」で見放題独占配信されることがわかった。 【フォトギャラリー】タイカ・ワイティティ監督が、奇跡の実話を映画化！　「ネクスト・ゴール・ウィンズ」 　本作はワイティティ監督が、2014年に「ネクスト・ゴール！　世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦」としてドキュメンタリー映画化もされた実話をベースに、独自の世界観とユーモアを盛り込み描いた物語。01年、ワールドカップ予選史上最悪の0対31の大敗を喫して以来、1ゴールも決められていない米領サモアのサッカー代表チームに、次の予選が迫っていた。破天荒な性格でアメリカを追われた鬼コーチ、トーマス・ロンゲンが立て直しを図り、勝利に向けて奮闘する。マイケル・ファスベンダーがトーマスを演じるほか、オスカー・ナイトリー、エリザベス・モスらが共演した。 　米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では、オーディエンススコア84%（5月14日時点）を記録。日本でも「ワイティティ節全開。終始笑って涙もありでとても元気になれた」「幸せってなんだろう。今の自分は幸せと言えるだろうか？　そんなことを改めて考えるきっかけになったような気がします」「ユーモアの中に、過去でも未来でもなく今を見つめることの大切さや、相手も自分も尊重する価値観が込められていて、元気をもらえる大好きな映画」など、絶賛の声が寄せられた。 　ニュージーランド出身のワイティティ監督は、サモアの人々を描いた本作について、「いろいろな意味で、これらの物語は私にとってさらに大切なものです。それが原点ですし、この種の物語は私の幸せな場所であるという気がします」と、特別な作品になったことを明かしている。 　「ネクスト・ゴール・ウィンズ」は、ディズニープラスの「スター」で、5月22日の午後4時から見放題独占配信スタート。